脱毛すると毛穴が消える？
毛穴レスの肌になるための正しいケア方法

脱毛で毛穴はなくなる？

毛穴は人体の正常な構造ですので、無くすというのは難しいですが、脱毛によって毛穴の目立ちを軽減させる効果は期待できます。

一般的に、毛穴が目立つのは、肌のコンディション不良や毛穴に角質や毛が残っていることが原因です。

自己処理によって毛を抜いてしまう場合は毛穴に毛が残らないのですが、毛を剃っている場合は表面の毛は無くなりますが、毛穴に毛が残っているため、ポツポツと黒い毛穴が見えてしまい、目立ってしまいます。

ですから、脱毛によって毛が生えなくなると毛穴に残っている毛が無くなりますし、自己処理による肌への負担も減るので、毛穴の目立ちが軽減されることが期待されます。

毛穴に負担をかけてしまう脱毛方法とは？

脱毛自体はどんな方法であれ、毛穴や肌にある程度負担をかけます。 特に毛穴や肌の表面に、長期にわたって負担をかけ続けることは避けたいところです。

一般的に毛穴や肌に負担をかける脱毛方法には、カミソリや除毛クリーム、ブラジリアンワックスなどがあります。これらの方法は、短期間で定期的に毛穴や肌に刺激を与えるため、肌トラブルのリスクが存在します。

まず、カミソリによる脱毛は、毛穴周辺の皮膚を剃り取るため、肌への摩擦や切り傷のリスクが高まります。また、定期的な強い刺激によって、色素沈着をおこすことも少なくありません。カミソリは簡便な方法ですが、毛穴への負担が大きいため、注意が必要です。

除毛クリームよる脱毛も、毛穴に直接的な負担をかける方法です。薬剤によって毛を溶かすのですが、体毛だけでなく肌への影響は少ないながらありますし、アレルギーを引き起こす可能性もあります。

ブラジリアンワックスは、脱毛箇所に塗った粘着性の高いワックスを剥がす時に、一気に毛を引き抜く方法です。ワックスを剥がす時に古い角質もある程度はがれますので、使用方法や肌の状態によっては、肌荒れ、表皮剥離、炎症、色素沈着などのを引き起こす可能性があります。

毛穴に負担をかけない脱毛方法とは？

数多くある脱毛方法は、永久脱毛を目的とした脱毛と、永久脱毛を目的としない脱毛に分けることができます。

永久脱毛を目的とした脱毛とは、医療機関で行うレーザー脱毛、ニードル脱毛、光脱毛です。一方、永久脱毛を目的としない脱毛とは除毛クリームやシェーバー等を利用した自宅でできる脱毛などです。

どちらの方法でも、脱毛する行為自体は、程度の差はありますが毛穴や肌に負担をかけます。 １回の脱毛だけで考えると、永久脱毛を目的としない脱毛の方が毛穴への負担は軽い傾向にあります。

永久脱毛を目的とした脱毛の場合、１回の脱毛で考えると、毛穴への負担は大きいです。
しかし、長期的な点から考えると、永久脱毛によって今後脱毛する必要が無くなれば、脱毛終了後からは毛穴への負担は無くなります。従って、長期的には、永久脱毛を目的とした脱毛の方が毛穴に負担をかけないと言えます。

一方、１回の脱毛行為自体の毛穴への負担は、永久脱毛を目的としない除毛クリーム、シェーバー等による脱毛の方が軽いのですが、ずっと定期的に脱毛し続けなくてはなりませんので、間違った使用方法や肌が敏感な方の場合、長期的には毛穴への負担はかえって大きくなってしまいます。

脱毛後の毛穴の変化

医療脱毛後の毛穴にはいくつかの変化が現れます。特に脱毛直後は、一時的に毛穴が目立つようになります。

毛穴が一時的に目立つようになる

脱毛直後は毛穴が軽い炎症を起こしてしていますので、ポツポツと赤い毛穴が1～数週間目立つようになります。
また、レーザー脱毛の場合、まだ毛穴に残っている毛は黒く焼けた状態ですので、これらの毛が抜け落ちるまで（約１ヶ月前後）は、毛穴が施術前より目立つようになります。

黒ずみの改善

医療脱毛によって永久脱毛、もしくは永久減毛の状態になると、カミソリやシェーバーを使った自己処理が必要なくなる、もしくは頻度が少なくなります。
これによって、定期的に傷つけられていた皮膚が健康な状態に戻ってきますので、色素沈着を起こして黒ずんでいた毛穴が明るくなり、肌のトーンが均一になる効果が期待されます。
脱毛後、黒ずみが改善されることで、肌の透明感や明るさが向上します。

毛穴が目立たなくなる

医療脱毛によって毛の成長が抑制されるため、毛穴周辺の余分な皮脂や角質の量が減りますし、毛を産生しなくなった毛穴は目立ちにくくなります。
さらに、脱毛によって毛穴の周囲のコラーゲンやエラスチンの生成が促進されることがあります。
脱毛終了後の肌は滑らかで引き締まった印象を与えることが多いです。

毛穴レスの素肌になるために

脱毛後に毛穴が目立ちにくい肌を維持するためには、以下のケアが重要です。

保湿

脱毛後の肌はデリケートな状態になっていますので、しっかりと保湿することが大切です。
保湿クリームや化粧水を使い、肌の水分量を保ちましょう。
乾燥した肌は毛穴だけでなく、肌の健康のためによくありませんので、こまめな保湿を心がけましょう。

刺激を避ける

脱毛後は肌が敏感になっていますので、刺激の強い処理や摩擦を避けることが重要です。
激しいマッサージやこすり洗いは避け、優しく扱いましょう。
また、普段お使いの化粧水、保湿クリーム、日焼け止め等でも脱毛直後はかゆみやひりつきを感じることがあります。
普段と違い、おかしいなと感じた時は数日使用を控えたほうが良いです。

負担の少ない自己処理

脱毛後でも自己処理が必要になることがあります。
この時も、できるだけ負担が少ない方法で自己処理を行いましょう。
肌に優しいシェーバー等を使用するようにし、肌に傷をつける可能性があるカミソリ等による自己処理は控えることをお勧めします。

脱毛後に毛穴が目立ってしまったら

脱毛後、一時的に毛穴が目立ってしまうことは珍しくありません。医療脱毛では、強い熱エネルギーを使って毛根を破壊するため、施術後に赤みを生じることが通常です。

刺激を避け、十分な保湿を行うことで自然と収まってきます。

ただし、強い痒みを伴っている場合は、アレルギーなど皮膚トラブルの可能性がありますので、速やかに医療機関を受診してください。

また、ニードル脱毛では生じないのですが、レーザー脱毛や光脱毛では黒いポツポツとした毛穴が目立ってくることがあります。

これは、毛穴に残っている焦げた毛根が数週間かけて外に押し出されてくるからです。自然と排出されますので、無理に擦ったりしないようにしましょう。

ただし、明らかにカサブタと思われる症状の場合は、やけどの可能性もありますので、一度施術を受けた施設にご相談ください。

当院が大切にしている5つのこと

レーザー脱毛と
ニードル脱毛を行っている

あらゆる毛質、肌質に対応した医療脱毛を提供するため、レーザー脱毛とニードル脱毛の両方を行っています。
レーザー脱毛とニードル脱毛のいいとこ取りをすることで、より効果的な脱毛が可能になります。
毛質、肌質に合わせたレーザーの選択と設定

どんなに高性能のレーザー機器を使用しても、使い方が悪ければ思ったような結果は出ません。
当院ではお一人お一人の毛と肌の状態に合わせたレーザーの選択と出力設定で、より安全で効果的な脱毛を追求しています。
必要な部位を必要な分だけ

当院は６回コースや全身脱毛といったコース設定が基本的に存在しません。
・脱毛に必要な回数、部位は個人によって違う
・もともと脱毛が必要ない部位まで施術することによって、合併症を生じる可能性がある
といった理由からです。
メリット・デメリットをしっかり伝える

施術におけるリスクを極力ゼロに近づける最大限の努力・注意を払っても残念ながら、100%安全というものはありません。
医療脱毛のメリットだけではなく、デメリットやリスクについてもしっかりお伝えします。
プライバシーが守られる完全個室

施術は完全個室のためプライバシーも守られ、デリケートゾーンなどの脱毛も安心して受けていただけます。

院長のメッセージ

脱毛によって毛穴を無くすことはできませんが、脱毛によって毛穴が目立たなくなることはよくあります。
特に太い毛が生えている箇所や、自己処理によって肌トラブルを抱えている場合は、脱毛による美肌効果を実感しやすいです。
医療脱毛は、脱毛自体は肌への負担が一時的に大きくなりますので、正しいケアを続けながら施術を受けましょう。