VIO脱毛を検討する際、多くの方が最も気にするのが施術にかかる回数と期間です。特に医療脱毛の場合、その効果や回数についての情報は不透明な面もあります。そこで、このコラムではvio脱毛にかかる回数と期間、特に医療脱毛に焦点を当てて解説していきます。

VIO脱毛を考えている方にとって、施術にかかる回数やその効果は非常に重要なポイントです。VIO脱毛はデリケートな部分ですが、きちんと施術すれば比較的安定した脱毛効果がが望める部位です。
ここでは、医療脱毛によるVIO脱毛にかかる回数について詳しく説明します。

一般的に、VIO脱毛は他の体毛に比べて毛が太く濃いことが多いのですが、適切な方法で脱毛すれば、効果を実感するまでに特別に長い時間を要するわけではありません。
医療脱毛では、レーザー等の熱エネルギーを使って毛根にダメージを与え、毛の再生を止めます。
しかし、一度の施術で全ての毛を完全に除去することはできません。これは、毛が成長するサイクルに合わせて施術を行う必要があるためです。

通常、VIO脱毛には6回から8回の施術が必要とされています。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個人差があります。毛の量や質、肌の状態などによって必要な回数は多少異なります。

また、施術間隔も重要です。通常、約２カ月ごとに施術を受けることで、次の成長期に入った毛に対して効果的にアプローチできます。このように、VIO脱毛は複数回の施術を通じて、徐々に理想的な結果を得ることができるのです。

VIO脱毛の効果は施術回数によって少しずつ変わります。それぞれの回数における効果の違いを理解することで、途中経過のイメージが持ちやすくなります。ここでは、回数毎にどのような変化が見られるかについて説明します。

初めの1〜2回の施術では、目に見える大きな変化は期待できないことが多いです。これは、毛周期の関係で１回の施術で発毛細胞を破壊できる毛が限られているためです。成長期にある毛にのみ脱毛効果が得られるため、最初の1～2回では全体の毛量に大きな違いは見られないことは良くあります。

3回目の施術あたりから、毛量が減り始めるのを感じる方が増えてきます。この段階で、発毛細胞が処理された毛の割合が増えるため、に再生する毛の割合も減ってきます。また、毛が細くなり、全体的な密度が低下することで、自己処理が少し楽になるのを感じ始めるでしょう。

5回目の施術を終える頃には、自己処理がかなり楽になると感じる方が多いです。この段階では、毛の量が大幅に減少し、再生速度も遅くなっているためです。自己処理の頻度も減り、肌が滑らかになるのを実感できるでしょう。

完全にハイニジーナ（無毛状態）を目指す場合、8～10回前後の施術が必要になることが多いです。
この段階で、ほとんどの毛が処理され、再生される毛も極めて少なくなります。
完全なハイジーナを達成するためには、個人の毛量や肌質、白髪の有無によってさらに施術が必要な場合もあります。

VIO脱毛に限らず、脱毛は複数回の施術を行うことで減毛を実感できるようになります。
ただし、やみくもに回数を重ねても効果が不十分になります。
個々の状態に応じた施術を受けることが重要です。

VIO脱毛も他の部位と同様に一定の期間を要しますが、VIO脱毛が脱毛終了までに特に時間がかかるという事ではありません。
VIO特有の太くてしっかりとした毛質に合わせたレーザーの波長や出力等を選択することで、ほとんどのケースできちんと脱毛されていきます。
しかし、毛質を無視した波長や出力で脱毛しても、十分な効果が得られず、非常に長い期間を要したり、全く効果がでなかったりてしまうことがあります。
あらゆる部位の脱毛に当てはまりますが、それぞれの毛質、肌質に合わせた適切な脱毛方法で施術することが、効果的な脱毛を行う上で非常に大切です。

VIO脱毛が一回の施術だけでは完了しない理由は、毛の成長サイクルにあります。
毛は常に同じ状態で成長しているわけではなく、成長期、退行期、休止期の三つの段階を繰り返しています。
レーザー脱毛をはじめとしたあらゆる脱毛は成長期にある毛に作用します。
逆に、成長期にない毛は十分な脱毛効果を得られませんので、時間と共にまた再生します。

そして、VIOの毛全体が同時に成長期にあるわけではありません。
全体の十数％程度の毛が成長期にあると考えられていますので、一度の施術では全ての毛を除去することが出来ず、複数回の施術が必要となります。

毛周期について簡単な知識は必要ですが、細かいところまで理解する必要はありません。

各部位ごとや個人ごとの差がありますが、約２カ月ごとに施術を行えば効率よく成長期の毛にアプローチすることができると考えてください。

VIO脱毛を効果的に進めるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
ここでは、VIO脱毛をできるだけ少ない回数で終わらせるための4つのポイントについて説明します。

VIO脱毛を効果的に進めるためには、毛周期に合わせて適切なタイミングで施術を受けることが重要です。
毛が成長期にあるときに施術を受けることで、効率よく発毛細胞にダメージを与えることができ、脱毛効果が最大になります。
通常、約２カ月の周期で施術を受けることが一番効率が良いと考えられています。
これより極端に短い周期で頻繁に通うと、成長期以外の毛に対して効果が薄れるため、施術回数が増えてしまう可能性が高くなります。

脱毛期間中のの自己処理も重要なポイントです。
施術直前の自己処理は、レーザー、光、ニードル等、脱毛方法によって違いがあるのですが、施術直前以外の自己処理に関しては共通しています。
毛抜きやワックスによる抜毛は避けてください。
毛を抜いてしまうと、脱毛効果が出る成長期の毛が施術時に減ってしまうため、脱毛の効率が悪くなってしまうからです。

通常、VIOを最も効率的に脱毛する方法は、レーザー脱毛です。
ただし、レーザーで脱毛できる毛は黒い毛のみです。
白髪はレーザーで脱毛できません。
VIOは体毛の中では比較的早くから白髪が出てくる部位ですので、VIOの脱毛を考えている場合は早めに脱毛することをお勧めします。
白髪を脱毛する場合は、ニードル脱毛で脱毛する必要があり、これには時間と費用がレーザーに比べるとかかってしまいます。

VIOの毛質は、エステで一般的に行われている光（フラッシュ）脱毛では脱毛できないことが少なくありません。
ある程度高出力のエネルギーでの施術が必要になりますので、高出力のレーザーもしくは光脱毛機の使用が可能な医療機関で施術を受けることをお勧めします。
もちろん、他にも医療機関で施術を受けるメリットはありますので、この点については後述します。

VIO脱毛を検討している方々にとって、エステ脱毛と医療脱毛の違いについて理解することは重要です。
医療脱毛がエステ脱毛よりもおすすめされる理由にはいくつかあります。その中でも特に重要な3つの理由について説明します。

医療脱毛は、専用の医療用レーザー、光、ニードル脱毛機を用いて行われるため、長期間もしくは永久的な脱毛効果が期待できます。
医療機関のみで使用を認められている脱毛機は、高出力のエネルギーをで施術できますので、発毛細胞に永久的なダメージを与えることができます。
そのため、脱毛効果が高く、長期的もしくは永久的な脱毛効果が期待できるのです。

医療脱毛は、高いエネルギーで施術できますので、成長期の毛に効率よくアプローチできます。
その結果、１回ごとの施術の効果が高く、脱毛が完了するまでの期間がエステ脱毛より短くて済むことが一般的です。
早く効果を実感したい方は、医療機関でのVIO脱毛をお勧めします。

医療脱毛は、医療機関で行われるため、施術者は医療従事者であり、国家資格を持った有資格者です。
万が一のトラブルの際にも、医療機関ならではの対処が可能です。
また、内服薬や持病などの関係で、エステで脱毛を断られた方でも、医療機関であれば対応できる可能性も十分あります。

当院のVIO脱毛は、こちらを参照してください。

レーザー脱毛は１回の施術料金は一律ですが、ニードル脱毛の場合は本数によって料金が変動します。

蓄熱式の医療脱毛でも、基本的な脱毛原理は従来の脱毛方法と同じです。
成長期にある毛のみ脱毛効果があり、白髪は脱毛できません。
従って、きちんと毛周期を考慮した脱毛を行うことが大切となります。

以前は下着からはみ出る部分だけ、形をデザインする等が多かったのですが、最近は全部脱毛してしまうハイジニーナ脱毛が人気です。
慣れていないうちは抵抗があるかもしれませんが、慣れてしまうとデリケートな部分を清潔に保つことができ、非常に快適だと評価されています。

脱毛施術を受けている期間は、ワックスや毛抜きによる抜毛は行わないでください。毛を抜いてしまうと、施術が出来なくなってしまいます。
施術直前の処理に関して、脱毛方法によって違いますので、通っている施設の指示に従ってください。

VIO脱毛の完了までに必要な回数は個人差がありますが、一般的には6回から8回程度の回数が必要となります。
ただし、毛の量や性質、肌の状態、施術の方法、それから目標とするゴールラインによって必要な回数は異なります。

当院では非常に多くのVIO脱毛を行っています。
他医療機関やエステで上手く脱毛できなかった方も多く来院されています。
また、レーザー脱毛を基本としていますが、白髪などレーザーで脱毛できない場合はニードル脱毛も行っています。
VIO脱毛でお悩みの場合はぜひご相談ください。