ほくろ除去・ほくろ取り

ほくろ除去

保険と自費の違い

ほくろの除去方法には、「レーザー」による方法と「切除」による方法があります。レーザー治療は自費治療となり、切除術は健康保険の適応となります。

ほくろと間違えやすい腫瘍

ほくろと間違えやすい良性腫瘍もいくつかあります。
脂漏性角化症、老人性色素斑、皮膚繊維腫などは、よく目にしますが、見た目がほくろと似ていることもあり、慣れていないと見分けがつかないものもあります。
それぞれに治療法が違いますので、気になる場合は専門の医療機関に相談しましょう。

ほくろの治療法

当院で行っているほくろの治療方法は二つあります。

炭酸ガスレーザー

ほとんどのケースが、炭酸ガスレーザーで治療しています。
この治療法の最大のメリットは、傷跡が小さいことです。傷跡が少しでも気になる場合は、まず炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めしています。
デメリットは、深いほくろは除去できない、自費診療である、再発の可能性がある等です。

切除術

いわゆる切って縫う方法です。
整容的な治療には適していませんが、レーザーでは除去できない深いほくろや、組織検査を必要とする場合にはこの方法が適しています。
外科的切除は健康保険の適応となります。

治療比較表

レーザー治療 切除手術
メリット ・キズが小さい
・治療時間が短い(約2分)
・再発の可能性が低い
・保険適応
・組織検査ができる
デメリット ・再発の可能性がある
・自費治療
・キズが大きい
・変形が残ることがある

ほくろ治療の流れ

当院で行っているほくろの治療の流れをお伝えします。

炭酸ガスレーザー

  • 1. 治療箇所に局所麻酔を行います。

  • 2. その後、レーザーでほくろを除去します。

    ほくろ治療前

    「治療前」

    ほくろ治療後

    「治療後」

  • 3. テープを約10日間貼っている間に、皮膚が再生します。

    「10日後」

    「10日後」

  • 4. その後は赤みのある傷跡の状態が数か月以上続きます。

    「1か月後」

    「1か月後」

  • 5. 1年以上経過すると、白っぽい傷跡に落ち着きます。

    「2年後」

    「2年後」

切除術

  • 1. 治療個所に局所麻酔を行います。

  • 2. その後、赤い点線に沿って切除し、縫合します。

    ほくろ治療前

    「治療前」

    ほくろ治療後

    「治療直後」

  • 3. 傷の長さは、ほくろの直径の約3倍位が目安です。

  • 4. 抜糸が7~10日後です。その後、数年かけて傷跡は薄くなってきます。

ほくろ治療のダウンタイム、合併症

ほくろ治療のダウンタイムは、炭酸ガスレーザー、切除に関わらずほぼ同じです。
約10日間ほど傷が治るまでテープ保護が必要です。
その後、傷跡は赤い状態が続き、6か月から1年ほどかけて徐々に色が薄くなってきます。

治療に共通する合併症としては、肥厚性瘢痕(ケロイド)があります。
これは、傷跡が徐々に赤茶色く盛り上がってくる症状です。
この症状が出た場合は、早めに治療をすることが大切です。

その他、レーザー治療の場合は再発、切除術の場合は傷跡が想定していたよりも目立つ可能性があります。

当院のほくろ除去が選ばれる理由

  1. 経験豊富な専門医が対応

    経験豊富な専門医が対応

    皮膚・皮下腫瘍切除術をはじめ、様々な形成手術に関する認定専門医の院長や経験豊富な専門医が診察・治療・アフターフォローまで責任を持って担当します。

  2. 治療リスクをきっちりと説明する

    治療リスクをきっちりと説明する

    手術におけるリスクを極力ゼロに近づける最大限の努力・注意を払っても残念ながらリスクをゼロにすることは不可能です。どのようなリスクがあるのか十分理解した上で治療を受けていただくことが大切と考えています。

  3. 最適な治療法の提案

    最適な治療法の提案

    レーザー治療のみではなく、外科的切除術を含め、ほくろの状態、患者様のご希望をお伺いした上で最適な治療法を提案します。

  4. 順番待ち時間の短縮と院内処方

    順番待ち時間の短縮と院内処方

    診察の順番待ち時間を極力短縮するため、当院は完全予約制としています。
    また、院内処方を採用しているため、診察・治療が終了したらすぐにお薬の処方とお会計まで終わります。

  5. プライバシーに配慮した個室待合室

    プライバシーに配慮した個室待合室

    プライバシー保護のため、完全個室の待合室をご用意しています。人目が気になって今まで受診しにくかったという患者様からも大変良かったとの声をいただいています。

料金の目安

炭酸ガスレーザー(1個) 14,520円 自費診療
切除術 約8,000円〜
(保険診療3割負担の場合)

※税込価格

※切除術は健康保険の適応となるため、負担割合、治療箇所、大きさによって治療費が異なります。詳しくは診察の上、治療費の目安をお伝えします。

お支払い方法

現金、クレジットカードがご利用いただけます

使用可能なカード

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AMERICAN EXPRESS

※分割払い(医療ローン)の取り扱いはございません。

ほくろ除去・ほくろ取りについてよくあるご質問

ほくろを取るのにいくらかかりますか?

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は自費診療で、大きさに関わらず、1個約15000円です。切除術は健康保険の適応となりすが、部位、大きさによって治療費が異なります。3割負担の場合、8000円前後~が目安です。

大きいほくろなのですが、とれますか?

大きさだけではなく、ほくろがある場所、ほくろの深さによって治療が可能な場合と整容的に許容できる除去が難しい場合があります。大きい場合でもレーザー治療が可能なことは多くありますので、診察のうえで適切な方法をご案内いたします。

ほくろは除去しないほうがいいですか?

良性のほくろであれば、必ずしも除去が必要なわけではありません。ほくろが気になるようであれば、目立たなくなるとはいえ、多少の傷跡になるリスクと引き換えに除去を検討することになります。どうしても傷跡になるのが受け入れがたい場合は、除去しないほうがよいでしょう。

ほくろはレーザーで1回で取れますか?

レーザー治療の適応となるほくろであれば、1回の治療で取れることがほとんどです。ただし、頻度は少ないながら完全除去できないほくろや再発してしまうほくろもあります。

ほくろを取った跡は残りますか?

レーザー治療、切除術ともに傷跡は残ります。通常は切除術よりレーザー治療の方が傷跡は目立ちにくいのですが、傷跡が無くなるわけではありません。

ほくろを取るのは痛いですか?

レーザー治療、切除術どちらも局所麻酔をしますので、麻酔が効いてしまえば治療中の痛みは感じません。術後は、レーザー治療では通常痛み止めの必要はありません。切除術の場合は内服の痛み止めを0~2回使うことがあります。

この記事の監修医師

大船T's形成クリニック
院長:高梨 昌幸

大船T's形成クリニック院長 高梨 昌幸
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ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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