白髪は脱毛できる?
その効果や注意点、白髪になる理由などを解説
白髪は脱毛できるのか?

結論から申し上げますと、白髪は脱毛できます。
しかし、脱毛施術の大半を占めるレーザー脱毛や光脱毛では脱毛できません。
なぜなら、白髪はメラニン色素をほとんど持たない毛だからです。
しかし、メラニン色素の有無は、レーザー脱毛や光脱毛を行う上で非常に重要なのです。
レーザー脱毛や光脱毛は、毛に含まれるメラニン色素に照射したレーザー(または光)を吸収させます。
そして、メラニン色素に吸収されたレーザー(または光)は熱を発生します。その熱で毛根周辺の発毛細胞にダメージを与えて、毛が再生できなくするのがレーザー脱毛や光脱毛のしくみです。
ところが、白髪にはメラニン色素がありませんので、レーザーや光を白髪に照射しても発毛細胞にダメージを与えるための熱を発生させることができませんので、レーザー脱毛や光脱毛では白髪を脱毛できないのです。
そこで、メラニン色素の有無とは関係なく脱毛できるニードル脱毛(針脱毛)が白髪の脱毛で活躍します。
ニードル脱毛はあまり一般的な脱毛法ではありませんが、白髪を永久脱毛できる唯一の方法です。
白髪でも効果があるニードル脱毛(針脱毛)とは?
ニードル脱毛の場合は、細い針を毛穴に挿入し、針先に一瞬(0.25〜0.5秒)電気を流すことによって生じる熱で発毛細胞にダメージを与え、永久脱毛します。
ニードル脱毛はレーザー脱毛や光脱毛のようにメラニン色素をターゲットとしていませんので、メラニンの有無に関係なく脱毛効果を発揮できます。
今のところ、白髪を永久脱毛できるのはニードル脱毛のみです。
しかしながら、ニードル脱毛は一本ずつ手作業で脱毛していくため、時間と手間がかかり、それと共に費用もかさみます。
本数が多い場合は1回の施術で一通り脱毛できませんので、通院回数も多くなります。
また、技術者の育成に時間がかかるため、ニードル脱毛を行っているクリニックが少ないという点もニードル脱毛を受ける上でのハードルとなってしまいます。
白髪脱毛のためのクリニックの選び方
白髪脱毛のためにクリニックを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。
リスクの説明
まず、リスクをきちんと説明してくれるクリニックを選ぶことが重要です。
脱毛には少ないながらも必ずリスクが伴います。
脱毛のメリットだけでなく、リスクとういうデメリットもきちんと説明してくれるクリニックは信頼性の目安となります。
通いやすさ
白髪脱毛に用いられるニードル脱毛は脱毛効果が高いとはいえ、数回以上の通院が必要になります。
一回で終わる施術ではありませんので、クリニックを選ぶ際に、定期的に通える範囲にあるということは重要です。
明確な料金体系
ニードル脱毛は施術手技の難しさや時間がかかること等から、レーザー脱毛や光脱毛に比べ、施術費用がかかります。
想定外の治療費とならないよう、料金体系が明確なクリニックを選びましょう。
当院が大切にしている5つのこと
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レーザー脱毛と
ニードル脱毛を行っているあらゆる毛質、肌質に対応した医療脱毛を提供するため、レーザー脱毛とニードル脱毛の両方を行っています。
レーザー脱毛とニードル脱毛のいいとこ取りをすることで、より効果的な脱毛が可能になります。 -
毛質、肌質に合わせたレーザーの選択と設定
どんなに高性能のレーザー機器を使用しても、使い方が悪ければ思ったような結果は出ません。
当院ではお一人お一人の毛と肌の状態に合わせたレーザーの選択と出力設定で、より安全で効果的な脱毛を追求しています。
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必要な部位を必要な分だけ
当院は6回コースや全身脱毛といったコース設定が基本的に存在しません。
・脱毛に必要な回数、部位は個人によって違う
・もともと脱毛が必要ない部位まで施術することによって、合併症を生じる可能性がある
といった理由からです。
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メリット・デメリットをしっかり伝える
施術におけるリスクを極力ゼロに近づける最大限の努力・注意を払っても残念ながら、100%安全というものはありません。
医療脱毛のメリットだけではなく、デメリットやリスクについてもしっかりお伝えします。 -
プライバシーが守られる完全個室
施術は完全個室のためプライバシーも守られ、デリケートゾーンなどの脱毛も安心して受けていただけます。
院長のメッセージ
ニードル脱毛は、現在行われている脱毛法の中では、白髪を永久脱毛できる唯一の方法です。
レーザー脱毛や光脱毛に比べると一般的ではありませんが、永久脱毛ができる脱毛法としては最も歴史があり、効果と安全性は実証済みです。
白くなってしまった毛を永久脱毛するにはニードル脱毛が必要になってしまいますので、いずれ脱毛しようと考えている箇所に関しては、白髪が出る前にレーザーや光で脱毛してしまうということも考えておくと良いと思います。
比較的若い方でも白髪が認められるのは、VI(恥骨部と外陰唇)、男性のヒゲなどがあります。
