VIO脱毛とは?
効果、料金、メリット・デメリットを解説
VIO脱毛とは?効果、料金、メリット・デメリットを解説
VIO脱毛は、デリケートゾーンの毛を永久的に減らす方法として、希望される方が毎年増えています。
この記事では、VIO脱毛の基本的な事から、具体的な効果、メリットとデメリット、さらに費用について詳しく解説します。
初めてVIO脱毛を検討している方や既に脱毛を始めている方も、安心して施術に臨むための参考にしてください。
VIO脱毛とは?
VIO脱毛とは、デリケートゾーンの脱毛を指します。
具体的には、恥骨部全体もしくはビキニライン(Vライン)、性器周囲(Iライン)、肛門周囲(Oライン)を脱毛することです。
VIO脱毛は、美容や衛生面での理由から人気が高まっています。
クリニックやサロンで行われることが多く、医療レーザーやIPL(光脱毛)、ニードルなどの方法が用いられます。
Vライン・Iライン・Oラインはどこを指すの?
Vライン、Iライン、Oラインはそれぞれ異なる部位を指します。
Vラインはビキニを着たときに見える部分、つまり鼠径部の周辺です。
Iラインは性器の両側、内股のさらに内側の部分で、Oラインは肛門周囲の部分を指します。
これらの部位を脱毛することで、デリケートゾーンを清潔に保つことができ、見た目もスッキリとします。
VIO脱毛の効果はどれくらいで実感できる?
VIO脱毛の効果は、一般的な体毛の脱毛と同様、1~2回の施術では毛が減ったと実感するできることは少ないです。
医療脱毛の場合、通常3~4回の施術を行うと、毛が少なくなり、毛も細くなりますので、脱毛効果を実感することができるようになります。
脱毛部位の毛がほとんど再生されなくなるまでには、一般的には、医療脱毛では6~8回の施術が必要になることが多いです。
VIO脱毛は後悔しない?3つのメリット
VIO脱毛には多くのメリットがあります。
特に、デリケートゾーンの衛生管理が容易になり、自己処理による肌トラブルを回避できる点が挙げられます。
また、ファッションの自由度が広がることで、自信を持って様々なスタイルを楽しむことができます。
以下に、VIO脱毛の具体的なメリットについて詳しく説明します。
デリケートゾーンを脱毛すると清潔に保てる
VIO脱毛をすることで、デリケートゾーンを清潔に保つことができます。
毛があると様々な汚れが付着し、清潔に保つことが難しくなります。
また、蒸れも生じやすく、その結果、臭いやかゆみの原因となることがあります。
脱毛することで、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなり、臭いやかゆみの軽減を期待することができます。
一度VIOの脱毛を経験すると、その快適さからもう元には戻れないという感想が多いです。
自己処理による黒ずみなどの肌トラブルの防止
自己処理でカミソリやワックスを使うと、肌を傷つけるリスクが高まります。
これにより、赤みやかぶれ、埋没毛といった肌トラブルが発生しやすくなります。
また、繰り返し肌に強い刺激を与えることにより、肌の黒ずみの原因にもなります。
医療脱毛で永久的に脱毛してしまえば、これらのトラブルを未然に防ぐことができます。
ファッションの幅が広がる
VIO脱毛をすることで、水着や下着など、幅広いファッションを楽しむことができます。
こまめに自己処理をしていても、どこかで毛が生えているタイミングができてしまいます。
VIO脱毛を完了すれば、もう毛の処理を気にする必要がありません。
夏のビーチやプールでの時間や、様々なファッションをより自由に楽しむことができます。
VIO脱毛は痛い?代表的なデメリットとは?
VIO脱毛には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
デリケートな部分を扱うため、施術時の恥ずかしさや痛み、施術後のトラブルなどが気になるポイントです。
ここでは、VIO脱毛の代表的なデメリットについて解説します。
施術時に恥ずかしいと感じてしまう
VIO脱毛の施術時、デリケートな部位を露出することに抵抗を感じる人は少なくありません。
しかし、施術者は数百件、数千件以上のVIO脱毛を施術してきているプロフェッショナルですので、恥ずかしさを感じる必要はありません。
また、事前にクリニックやサロンの雰囲気を確認し、リラックスできる環境を選ぶことも重要です。
VIO脱毛に伴う痛み
VIO脱毛は、デリケートな部分であることと、毛が太いことから施術時の痛みは強めです。
特に恥骨付近~陰部周辺の毛の密度が高いと、始めの数回は比較的強い痛みを伴うことが多くなります。
しかし、痛みを軽減するためにレーザーや光のエネルギーを弱くすると、脱毛の効果が落ちてしまいますので、麻酔等を上手く使いながら乗り越えましょう。
脱毛後の毛穴の炎症がたまに起こる
脱毛後に毛穴の赤みやヒリヒリした感じがするのはVIO脱毛に限らず、他の体毛でも起こる通常の経過です。
VIO脱毛は、基本的にトラブルは少ない部位の一つですが、稀に脱毛後にニキビの様な炎症が見られることもあります。
軽度のものは様子を見ていただいて構いませんが、腫れや痛みが強い場合は投薬や処置をした方が早く治ります。
医療脱毛とサロン脱毛の期間・回数の違いとは?気になる経過について
VIO脱毛を始める際に、医療脱毛とサロン脱毛のどちらを選ぶか迷うことが多いでしょう。
両者には、様々な違いがあるのですが、VIO脱毛では特に施術の期間や回数に違いがあります。
長期間もしくは永久的な脱毛効果が期待できる
医療脱毛では、毛母細胞やバルジ領域を含めた発毛細胞に半永久的なダメージを与えることで、長期的もしくは永久的な脱毛効果が期待できます。
一方、エステ脱毛では、発毛細胞に不可逆的なダメージを与えられないため、一時的な減毛効果しか得られません。
ただし、脱毛効果には個人差があり、全ての毛が完全に毛が生えなくなるわけではありませんので、その点は留意しておく必要があります。
1回の脱毛効果が高いので効率的に脱毛できる
医療脱毛は、エステ脱毛と比較して1回の施術での脱毛効果が高いのが特徴です。
医療脱毛で使用される機器は、高エネルギーで発毛細胞にアプローチできるため、1回の施術で多くの毛に作用することができます。
そのため、医療脱毛では、少ない施術回数で効率的に脱毛を進めていくことが可能です。
エステ脱毛では、発毛細胞に半永久的なダメージを与えない範囲の低エネルギーで施術するため、1回の施術での脱毛効果が低く、複数回の施術が必要となります。
医療脱毛なら、少ない施術回数で目に見える脱毛効果を実感できるでしょう。
医療機関なので麻酔を使用することができる
VIO脱毛はしたいけど、痛みが心配という方も少なくありません。
永久的な脱毛を目指す場合、ある程度の痛みは避けて通ることができないのも事実です。
医療脱毛であれば、医療機関でしか使用ができない麻酔クリーム等で痛みの軽減を図ることも可能です。
VIO脱毛の費用について
VIO脱毛を考える際、費用は重要なポイントです。
医療脱毛とサロン脱毛の料金比較
医療脱毛は、エステ脱毛と比較して施術単価が高くなる傾向にあります。
これは、医療脱毛で使用される機器が高価であることや、医師や看護師など有資格者による施術が必要であることが理由として挙げられます。
エステ脱毛では、医療機器と比べると安価な機器を使用し、エステティシャンが施術を行うため、施術単価を抑えることができます。
ただし、医療脱毛は、1回の施術での脱毛効果が高く、永久的な脱毛もしくは長期的な減毛を目的としています。
脱毛完了といえる状態までのトータルでかかる費用を考えると、必ずしも高くつくとは限りません。
特にVIO脱毛は、エステ脱毛で使用される出力の弱い機器では十分な脱毛効果が得られないことも少なくありません。
永久的な脱毛を希望される場合は、パッと見の料金だけでなく、上記の事を踏まえたうえで検討することをお勧めします。
その他の費用の有無
VIO脱毛には、施術料金以外にも費用が発生する場合があります。
例えば、麻酔クリームの費用やアフターケア用品の購入費用が挙げられます。
アフターケアのためのクリーム類の購入を半分必須とし、さらに高額に設定してある施設もありますので、これらの費用もあらかじめ確認しておくことが大切です。
気になるVIO脱毛の施術の流れ
ここでは、当院におけるレーザー脱毛の具体的な流れを紹介しますので、参考にしてください。
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1治療前
脱毛する部位の毛を剃ります。
うなじ、ひげ等デザインが必要な箇所は施術範囲を確認しながらマーキングします。 -
2レーザー照射
レーザーを照射していきます。
治療時間は両脇で5分位です。痛みが苦手な方は麻酔クリームで痛みを軽減することも可能です。 -
3レーザー照射後
レーザー照射後、特別な処置は通常必要ありません。
炎症が強くなると予想される場合は冷却や炎症止めの薬を塗布します。 -
4アフターケア
当日のシャワーは可能です。赤みが引くまでは熱いお風呂、プール等は控えてください。
次回治療は約2カ月後が目安です。
VIO脱毛のデザインや各々のメリットは?
VIO脱毛では、好みに応じてさまざまなデザインを選ぶことができますが、あまり人工的なデザインを選ぶとかえって不自然な印象を与えてしまいます。 当院のお勧めは、ナチュラルかハイジニーナです。
ナチュラルな仕上がりの逆三角形(ナチュラル)
逆三角形のデザインは、自然な見た目を保ちながらも清潔感を高めるスタイルです。 ビキニラインを整えることで、下着や水着からはみ出す心配がなくなります。 このデザインは、ナチュラルな仕上がりを好む方に人気です。
ツルツルにしたいならハイジニーナ
ハイジニーナとは、VIO全体の毛を完全に無毛状態にする脱毛です。
最も清潔感があり、デリケートゾーンを常に清潔に保つことができます。
もともと海外では一般的だったのですが、日本でもハイジニーナ脱毛を希望される方が年々増えてきています。
一度無毛状態の快適さを経験すると、多くの方がもう二度と毛がある状態に戻りたくないと考えるようです。
VIO脱毛のよくある質問
生理中でも施術可能?
生理中でも部位によっては施術は可能ですが、VIOの脱毛は生理中を避けていただいています。
衛生面からも生理が終わってからの施術が望ましいですし、生理中は肌が敏感になりやすく、普段は生じない皮膚トラブルが起きる可能性も高くなります。
生理が重なりそうな場合は、予約の変更が可能か事前に確認しておくと安心です。
脱毛効果はどのくらい持続する?
VIO脱毛の効果は個人差もありますが、医療脱毛の場合、しっかり脱毛できていれば永久的もしくは長期的な減毛効果を得ることができます。
一方、サロン脱毛では、永久的な脱毛には至らない場合が多く、定期的なメンテナンスが必要です。
VIO脱毛した後に臭いが強くなることはありますか?
VIO脱毛をした後に臭いが強くなることはありません。
むしろ、毛がないことで汗や分泌物が溜まりにくくなり、清潔に保ちやすくなるため、臭いの減少を認めることの方が多いです。
VIO脱毛で粘膜部分も施術してもらえますか?
はい、当院のVIO脱毛では粘膜部分の脱毛も行っています。
一部のサロン、クリニックでは粘膜部分の脱毛は行っていないことがありますので、事前に確認しておくと良いと思われます。