ハイジニーナ脱毛とは?
後悔しないためのチェックリストとメリット、デメリットを解説
ハイジニーナ脱毛とは?後悔しないためのチェックリストとメリット、デメリットを解説
女性の美容や衛生に関するニーズは多岐にわたりますが、その中でも近年注目を集めているのが「ハイジニーナ脱毛」です。
陰部周辺のムダ毛脱毛は、見た目だけではなく、痒みや匂いの軽減、衛生状態の改善といった様々な点から注目されています。
一方、「VIO脱毛」という言葉もよく耳にしますが、これらは同じものなのでしょうか?
この記事では、ハイジニーナ脱毛とVIO脱毛の違いについて解説し、それぞれのメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
ハイジニーナ脱毛とは?
女性の美容や衛生に関するニーズは様々ですが、最近では「ハイジニーナ脱毛」が特に注目を集めています。陰部周辺のムダ毛処理は、個人の美意識や清潔感に密接に関わる重要な要素として考えられています。この記事では、ハイジニーナ脱毛と一般的に混同されがちなVIO脱毛との違いについて解説していきます。
ハイジニーナ脱毛とは
ハイジニーナ脱毛とは、VIO全体(恥骨部~陰部、肛門周辺)の毛を完全に無毛状態にする脱毛です。
最も清潔感があり、デリケートゾーンを常に清潔に保つことができます。
もともと海外では一般的だったのですが、日本でもハイジニーナ脱毛を希望される方が年々増えてきています。
一度無毛状態の快適さを経験すると、多くの方がもう二度と毛がある状態に戻りたくないと考えるようです。
ハイジニーナ脱毛とVIO脱毛の違いについて
VIO脱毛とは、デリケートゾーンの脱毛を指します。
具体的には、恥骨部全体もしくはビキニライン(Vライン)、性器周囲(Iライン)、肛門周囲(Oライン)を脱毛することです。
もともとは、VIO脱毛と言うと、下着や水着からはみ出る毛を脱毛することが多かったのですが、全部無くしてしまうハイジニーナ脱毛が次第に注目されてきました。
つまり、VIO脱毛の一つとしてハイジニーナ脱毛があるのです。
海外では一般的?日本人でハイジニーナにする人の割合
ハイジニーナ脱毛は特にアメリカやヨーロッパで広く見られ、多くの女性が美容や清潔さを保つために選んでいます
日本では、ハイジニーナ脱毛をしている女性の割合は約10~20%と言われています。
特に20代から30代の若い女性の間で人気が高まっており、見た目の清潔感をアップさせるだけでなく、デリケートゾーンを清潔に保ち、快適に過ごせるメリットが徐々に認められてきています。
また、最近では介護脱毛という考えも出てきており、将来介護される立場になった時に、デリケートゾーンを清潔に保てるようにVIO脱毛を希望される方も増えてきています。
その際に、ハイジニーナ脱毛を選択される中高年以降の方もいらっしゃいます。
ハイジニーナ脱毛は医療脱毛がおすすめ
ハイジニーナ脱毛を行う際、医療脱毛をお勧めします。
医療脱毛は、医療機関で行うという安心感もありますが、ハイジニーナ脱毛だからこそ医療機関をお勧めする理由があります。
医療脱毛をおすすめする理由
医療脱毛がハイジニーナ脱毛に適している理由には、以下のような点が挙げられます。
【脱毛効果が高い】
医療脱毛は、専用の医療用脱毛機を用いて行われるため、脱毛効果の確実性が特徴です。
特にハイジニーナ脱毛を含むVIO脱毛は、エステで行われているフラッシュ脱毛では効果が全くないことも少なくありません。
医療機関のみで使用を認められている脱毛機は、肌を守りながら高出力のエネルギーで施術できますので、脱毛しにくいハイジニーナ脱毛に適しています。
【脱毛完了までの回数と期間が短くてすむ】
医療脱毛は、高いエネルギーで施術できますので、成長期の毛に効率よくアプローチできます。
その結果、1回ごとの施術の効果が高く、脱毛が完了するまでの期間がエステ脱毛より短くて済むことが一般的です。
早く効果を実感したい方は、医療機関でのハイジニーナ脱毛をお勧めします。
【施術者が国家資格保持者】
医療脱毛は、医療機関で行われるため、施術者は医療従事者であり、国家資格を持った有資格者です。
ハイジニーナ脱毛で時々見られる炎症症状が強く出た場合でも、医療機関ならではの対処が可能です。
また、内服薬や持病などの関係で、エステで脱毛を断られた方でも、医療機関であれば対応できる可能性も十分あります。
医療脱毛とエステサロン脱毛との違いとは
医療脱毛とエステサロン脱毛との違いはいくつかありますが、最も大きな違いは脱毛効果です。
医療脱毛は永久的もしくは長期の減毛効果を目的とした脱毛が認められていますので、いかに効果的に脱毛できるか、常に機器と技術の改善が図られています。
一方、エステサロン脱毛は上記のような脱毛は認められていませんので、その違いは大きいです。
ハイジニーナ脱毛をするメリット
デリケートゾーンのムダ毛処理は、多くの女性にとって日常の美容ルーティンの一部となっていますが、ハイジニーナ脱毛には以下のようなメリットがあります。
vioのニオイの軽減やデリケートゾーンの衛生状態の向上
ハイジニーナ脱毛をすることで、デリケートゾーンを清潔に保つことができます。
毛があると様々な汚れが付着し、清潔に保つことが難しくなります。
また、蒸れも生じやすく、その結果、臭いやかゆみの原因となることがあります。
無毛状態することで、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなり、臭いやかゆみの軽減を期待することができます。
一度ハイジニーナ脱毛で無毛状態を経験すると、その快適さからもう元には戻れないという感想が多いです。
自己処理による黒ずみなどの肌トラブル予防
自己処理でカミソリやワックスを使うと、肌を傷つけるリスクが高まります。
これにより、赤みやかぶれ、埋没毛といった肌トラブルが発生しやすくなります。
また、繰り返し肌に強い刺激を与えることにより、肌の黒ずみの原因にもなります。
医療脱毛でハイジニーナ脱毛してしまえば、これらのトラブルを未然に防ぐことができます。
水着や下着の自信が持てる
ハイジニーナ脱毛をすることで、水着や下着など、幅広いファッションを楽しむことができます。
こまめに自己処理をしていても、どこかで毛が生えているタイミングができてしまいます。
脱毛を完了すれば、もう毛の処理を気にする必要がありません。
夏のビーチやプールでの時間や、様々なファッションをより自由に楽しむことができます。
出産や介護脱毛といった長期的なメリット
ハイジニーナ脱毛には、出産や介護に関連する長期的なメリットがあります。
出産時は、出血や体液がデリケートゾーンに付着しますが、ハイジニーナ脱毛をしておくと、衛生的な環境を維持しやすくなります。
また、介護が必要になった際にも、デリケートゾーンの脱毛が済んでいると、介護者がケアしやすく、清潔を保ちやすくなります。
これらの理由から、将来を見据えて幅広い年齢層でハイジニーナ脱毛を選ぶ方が増えています。
ハイジニーナ脱毛をするデメリット
多くのメリットがあるハイジニーナ脱毛ですが、以下のデメリットについても理解しておくことが重要です。
ハイジニーナ脱毛の施術時の痛み
ハイジニーナ脱毛は、デリケートな部分であることと、毛が太いことから施術時の痛みは強めです。
特に恥骨付近~陰部周辺の毛の密度が高いと、始めの数回は比較的強い痛みを伴うことが多くなります。
しかし、痛みを軽減するためにレーザーや光のエネルギーを弱くすると、脱毛の効果が落ちてしまいますので、麻酔等を上手く使いながら乗り越えましょう。
生理中の施術制限
生理中でも部位によっては施術は可能ですが、ハイジニーナ脱毛は生理中を避けていただいています。
衛生面からも生理が終わってからの施術が望ましいですし、生理中は肌が敏感になりやすく、普段は生じない皮膚トラブルが起きる可能性も高くなります。
生理が重なりそうな場合は、予約の変更が可能か事前に確認しておくと安心です。
慣れるまでの心理的な負担
ハイジニーナ脱毛は、今までの有毛状態から比べると、接受後の変化が非常に大きいため、はじめは多少の心理的な負担を感じることがあります。
しかし、無毛状態のメリットを実感するとともに、徐々に慣れてきます。
ハイジニーナ脱毛の副作用とリスク
脱毛後に毛穴の赤みやヒリヒリした感じがするのはハイジニーナ脱毛に限らず、他の体毛でも起こる通常の経過です。
ハイジニーナ脱毛は、基本的にトラブルは少ない部位の一つですが、稀に脱毛後にニキビの様な炎症が見られることもあります。
軽度のものは様子を見ていただいて構いませんが、腫れや痛みが強い場合は投薬や処置をした方が早く治ります。
ハイジニーナ脱毛の施術回数や期間はどれくらい?
ハイジニーナ脱毛の施術回数や期間は、個人の毛の濃さや肌の状態、脱毛方法などによって多少異なります。
効果が高い医療脱毛であっても、永久脱毛を目指す場合や理想の効果を得るためには、複数回の施術が必要です。
施術回数の目安
通常、ハイジニーナ脱毛には6回から8回の施術が必要です。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個人差があります。毛の量や質、肌の状態などによって必要な回数は多少異なります。
また、毛周期に合わせてタイミングよく施術を行うことも重要です。
施術期間の一般的な長さ
通常、約2カ月ごとに施術を受けることで、次の成長期に入った毛に対して効果的にアプローチできます。
しかし、脱毛の終盤や、毛の生えそろうスピードが遅くなった場合は、少し長めに間隔を開けることもあります。
ハイジニーナ脱毛の経過とダウンタイム
よほど敏感肌の方や、毛の密度が濃い方でない限り、ハイジニーナ脱毛施術後の腫れはそこまで強くでませんが、施術直後は多少ヒリヒリすることがあります。
その他は、一般的な脱毛と同じように1~2週間ほど赤みが生じ、徐々に落ち着いてきます。
ハイジニーナ脱毛の施術の流れ
ここでは、当院におけるレーザー脱毛の具体的な流れを紹介しますので、参考にしてください。
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1治療前
脱毛する部位の毛を剃ります。
うなじ、ひげ等デザインが必要な箇所は施術範囲を確認しながらマーキングします。 -
2レーザー照射
レーザーを照射していきます。
治療時間は両脇で5分位です。痛みが苦手な方は麻酔クリームで痛みを軽減することも可能です。 -
3レーザー照射後
レーザー照射後、特別な処置は通常必要ありません。
炎症が強くなると予想される場合は冷却や炎症止めの薬を塗布します。 -
4アフターケア
当日のシャワーは可能です。赤みが引くまでは熱いお風呂、プール等は控えてください。
次回治療は約2カ月後が目安です。
ハイジニーナ脱毛で後悔しないためのチェックリスト
ハイジニーナ脱毛をする前に、以下のチェックリストを確認しましょう。
脱毛方法の選択:
永久的な脱毛を目指すなら医療レーザー脱毛が近道です。
ただし、白い毛がある場合、ニードル脱毛が必要になります。
信頼できるクリニック選び:
ご自身が希望する脱毛部位だけでも施術してくれますか?
中には必要の無い全身脱毛を強く勧められるクリニックもあるので、事前にリサーチしておきましょう。
脱毛範囲は希望通りですか?:
粘膜部分の脱毛を行っていない施設もあります。
粘膜部分も毛は生えていますので、事前に施術可能か確認しておきましょう。
元に戻すのは難しい:
1回の施術であれば、通常元に戻りますが、複数回の医療脱毛後に元に戻ることは難しくなります。
このチェックリストを参考にして、安心してハイジニーナ脱毛を受けましょう。
ハイジニーナ脱毛に関するよくある質問
ハイジニーナ脱毛で粘膜部分は照射できる?
当院のハイジニーナ脱毛では粘膜部分の脱毛も行っています。
しかし、一部のサロン、クリニックでは粘膜部分の脱毛は行っていないことがありますので、事前に確認しておくと良いと思われます。
生理中でも施術可能ですか?
生理中でも部位によっては施術は可能ですが、ハイジニーナ脱毛は生理中を避けていただいています。
衛生面からも生理が終わってからの施術が望ましいですし、生理中は肌が敏感になりやすく、普段は生じない皮膚トラブルが起きる可能性も高くなります。
生理が重なりそうな場合は、予約の変更が可能か事前に確認しておくと安心です。
痛みが心配です。
痛みの感じ方は個人差が大きいですが、痛みが心配な方はクリーム麻酔で痛みを軽減して施術を受けることも可能です。
毛の密度が減ってくると、痛みも少しずつ軽くなってきます。
脱毛後に入浴してももよいですか?
脱毛後の赤みがまだ残っている状態のときは、シャワー浴にしてください。通常1~2週間以内に赤みは落ち着きますので、その後は通常の入浴が可能になります。
ハイジニーナ脱毛でたるみが増えますか?
ハイジニーナ脱毛自体が直接的に皮膚のたるみを引き起こすことはありません。僅かですが、どちらかというと組織を引き締める方向に働きますので、ご安心ください。