脱毛による副作用やトラブルは?
安全で効果的に脱毛するポイントをご紹介
医療脱毛の種類
医療脱毛の種類は、「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」「光脱毛」の3つです。
レーザー脱毛
医療脱毛のほとんどが、このレーザー脱毛で行われています。
特定の波長のレーザー光を照射することで、毛根付近の発毛細胞を破壊する方法です。
広範囲の黒い毛を脱毛するには、最もコストパフォーマンスが良い方法で、国から認可を受けた脱毛機も多くあります。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は、永久脱毛として認められている脱毛方法の中で、最も歴史が古いです。
細い針を毛穴に挿入し、針の先端に通電して毛根付近の発毛細胞を破壊する方法です。
レーザー脱毛や光脱毛と違い、メラニン色素の有無に左右されないため、白髪や産毛、アザに生える毛など、あらゆる毛に対応できるのが強みです。
光脱毛
光脱毛は、強力な光を照射することによって、毛根付近の発毛細胞を破壊して脱毛効果を得る方法です。
エステ脱毛(美容脱毛)ではメジャーな方法ですが、医療脱毛においては、レーザー脱毛より勝る点が少なく、あまりメジャーではありません。
しかし、レーザー脱毛より痛みが少ない傾向にあるという特徴もあります。
脱毛後に起こり得る副作用やトラブル
脱毛後にはいくつかの副作用やトラブルが起こる可能性があります。
赤み
脱毛後、一時的に皮膚(特に毛穴周辺)が赤くなることはよく起こります。これは脱毛によって毛穴周辺に軽い炎症が起きているからです。
通常はいくらかヒリつきを伴いながら数日~2週間程度で自然に消失しますが、強い痛みや痒みを伴う場合は施術した施設にお問い合わせ下さい。
かゆみ
脱毛後、一時的にかゆみを感じることがあります。
通常は軽度の炎症に伴う症状ですので、十分な保湿と暖めないように注意することで自然と収まってきます。
しかし、強いかゆみと赤みが持続する場合は、アレルギーの可能性がありますので、この場合は医療機関を受診することを検討してください。
やけど
レーザー脱毛、光脱毛、ニードル脱毛のいずれも熱を発生させて脱毛します。
通常は毛根周辺に熱が留まるのですが、様々な要因で皮膚表面に熱が広がると、やけどが発生する可能性があります。
やけどは非常に稀な合併症ですが、水膨れ、カサブタを生じた場合は、速やかな医学的処置が必要になる場合がありますので注意が必要です。
硬毛化
まれに、レーザー脱毛もしくは光脱毛で脱毛を繰り返すことで、毛が硬く太くなる現象、硬毛化が起こることがあります。
この場合は硬毛化に対応した脱毛方法で対処する必要がありますので、硬毛化を疑った場合は施術を受けている施設にご相談ください。
医学的に根拠がない脱毛リスクの噂
脱毛にはリスクが伴いますが、医学的な裏付けがないリスクの噂もあります。
汗の量が増える
脱毛後に脇の汗が増えたと感じる方が稀にいらっしゃいます。
しかし、脱毛が発汗量に影響を与えるという科学的なデータはなく、脱毛処理によって汗の量が減ることはないと考えられています。
今のところ、毛が無くなることによって、発汗時の感じ方が変わるからという考えが主流です。
皮膚がんになる
脱毛のためのレーザーや光照射が皮膚がんのリスクを高める可能性があるという噂ですが、これも科学的な裏付けはありません。
脱毛に使用するレーザーや光は、紫外線や放射線と違い遺伝子の障害を起こしません。
従って、脱毛による皮膚がんの可能性は心配されなくて大丈夫です。
髪の毛が増える
脱毛をすると髪の毛が増えるというのも科学的根拠はありませんし、脱毛した部位以外への影響も現在のところ認められていません。
しかし、脱毛のためにレーザーや光を照射した部位の産毛が太くなる硬毛化という現象は稀に認められます。
安全で効果的な脱毛を行うポイント
安全で効果的な脱毛を行うためのポイントはいくつかあります。
リスクの説明
まず、リスクをきちんと説明してくれるクリニックを選ぶことが重要です。脱毛には少ないながらも必ずリスクが伴います。
脱毛のメリットだけでなく、リスクとういうデメリットもきちんと説明してくれるクリニックは信頼性の目安となります。
通いやすさ
一般的に、脱毛は数回~十数回、約2カ月ごとに施術を受けに通う必要があります。
一回一回の施術の間隔が短すぎても長すぎても脱毛効率は悪くなります。
一度の通院で終わる施術ではありませんので、クリニックを選ぶ際に、無理なく定期的に通える範囲にあるということは重要です。
明確な料金体系
脱毛を受ける際には、費用が明確に提示されているクリニックを選ぶことが重要です。
特にお得感を前面に打ち出したキャンペーンの場合は、施術範囲と結局総額いくらになるのか必ず確認しましょう。
また、コース契約の場合、途中解約やそれに伴う返金についても事前に明確にしておくことが大切です。
予算を超えた負担やトラブルに発展することを避けるため、契約前に必ずこれらのことを確認するようにしましょう。
安全で効果的な脱毛のために、これらの事を意識しましょう
事前の十分な情報収集と実際に話を聞いてみることで、少し時間はかかってもご自身に最適な脱毛方法と脱毛施設を選ぶことが大切です。
当院が大切にしている5つのこと
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レーザー脱毛と
ニードル脱毛を行っているあらゆる毛質、肌質に対応した医療脱毛を提供するため、レーザー脱毛とニードル脱毛の両方を行っています。
レーザー脱毛とニードル脱毛のいいとこ取りをすることで、より効果的な脱毛が可能になります。 -
毛質、肌質に合わせたレーザーの選択と設定
どんなに高性能のレーザー機器を使用しても、使い方が悪ければ思ったような結果は出ません。
当院ではお一人お一人の毛と肌の状態に合わせたレーザーの選択と出力設定で、より安全で効果的な脱毛を追求しています。
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必要な部位を必要な分だけ
当院は6回コースや全身脱毛といったコース設定が基本的に存在しません。
・脱毛に必要な回数、部位は個人によって違う
・もともと脱毛が必要ない部位まで施術することによって、合併症を生じる可能性がある
といった理由からです。
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メリット・デメリットをしっかり伝える
施術におけるリスクを極力ゼロに近づける最大限の努力・注意を払っても残念ながら、100%安全というものはありません。
医療脱毛のメリットだけではなく、デメリットやリスクについてもしっかりお伝えします。 -
プライバシーが守られる完全個室
施術は完全個室のためプライバシーも守られ、デリケートゾーンなどの脱毛も安心して受けていただけます。
院長のメッセージ
永久脱毛を目的とした脱毛の場合、発毛細胞に永久的なダメージを与えなければなりませんので、少ないながらもリスクは伴います。
まずは、脱毛効果を一定のレベルに保ちながら極力リスクを抑えることが大切です。
そして万が一合併症を生じた際には、適切な処置を適切なタイミングで行うことが更に重要だと考えています。