ニードル脱毛は痛みは例えるならどれくらい?
VIOなど部位別の痛さや軽減方法を解説
ニードル脱毛は痛みは例えるならどれくらい?VIOなど部位別の痛さや軽減方法を解説
ニードル脱毛は、永久脱毛の効果が高い人気の施術方法ですが、多くの方が気になることの一つが、痛みについてです。
「ニードル脱毛は痛いのか」「どのくらいの痛みなのか」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、ニードル脱毛の痛みについて解説します。
事前に痛みの程度のイメージや、痛みを軽減する対策などを知っておくことで、痛みへの過度な不安が少しでも解消されれば幸いです。
ニードル脱毛は特に痛い?
ニードル脱毛は、確かに痛みを伴う施術です。しかし、その痛みの程度は人それぞれで、「想像していたよりも痛くない」という方も多くいらっしゃいます。
ニードル脱毛の仕組みは、細い針(ニードル)を毛穴に挿入し、その針先に電気を流すことで発生した熱で毛根周辺の発毛細胞を破壊するというものです。
発毛細胞に永久的なダメージを与えるので、この過程で痛みが生じるのは避けられません。
痛みの正体は、針先に生じた熱による痛みがほとんどで、針を挿入する際の痛みは思いのほか強くありません。
また、レーザー脱毛や光脱毛は数本~数十本の毛を一度に処理しますが、ニードル脱毛は一本一本処理しますので、痛みの範囲が小さいため、痛みの種類や感じ方がレーザー脱毛や光脱毛とは少し違います。
ニードル脱毛の痛みは例えるならどのくらいなのか
レーザー脱毛の痛みは、よく輪ゴムでパチンと弾かれるような感じと表現されます。
一方、ニードル脱毛の場合は、痛みが軽い場合はチクッとした痛み、痛みが強い場合はヂクッとした痛みといった感じです。
レーザー脱毛と痛みの強さだけでなく、痛みの質も違いますので、大丈夫な方は大丈夫ですし、このタイプの痛みが苦手な方は結構つらいと感じることになります。
ニードル脱毛で痛みを感じやすい部位
ニードル脱毛の痛みを感じやすい部位は、レーザー脱毛のように毛の太さや密度にはあまり影響を受けません。
痛みを感じやすい箇所としては、ニードル脱毛のみならず、単に針を刺したりしても痛みを感じやすいような、いわゆる刺激に弱く痛みを感じやすい箇所です。
具体的には、唇の周り、乳輪周辺、VIOなどのデリケートゾーン等です。
ニードル脱毛で痛みを感じやすい方
ニードル脱毛の痛みの感じ方には個人差がありますが、痛みを感じる傾向が強い方がいらっしゃいます。
不安や恐怖心が強い方
不安や恐怖心が強いと痛みを感じやすくなります。
これは、負のストレスが強くかかった状態の時、人は痛みの閾値の低下(神経が痛みに敏感になる)が起こるからです。
男性
男性と女性の痛みの感じ方はそこまで大差がないと考えられています。
違いは、痛みに対する耐性(我慢強さ)です。
特に自然分娩の経験がある女性と比べると、男性の方が痛みに対して弱いことが多いです。
その結果、男性の方がニードル脱毛の痛みを感じやすい(痛みをガマンできない)と言われます。
若年者
年齢が若い方は、痛みを強く感じやすい傾向にあります。
これは、科学的にも証明されており、加齢とともに痛みの感じ方が低下していくからです。
つまり、まだ痛覚の加齢現象が認められていない若年者の方は、痛みをしっかりと感じてしまうため、ニードル脱毛の痛みを感じやすい傾向が強くなります。
ニードル脱毛の痛みを軽減するための対策
ニードル脱毛のみならず、永久的な脱毛には大なり小なり痛みを伴うことがほとんどです。
しかし、できることなら痛みは極力軽減したいものです。
以下に痛みを軽減するための対策を2つ記載します。
麻酔を使う
ニードル脱毛の痛みを軽減する効果的な方法の一つが、麻酔の使用です。
麻酔を用いることで、施術中の痛みを軽減することができます。
ニードル脱毛で一般的に使用される麻酔には、主に以下の2種類があります
【①表面麻酔クリーム】
皮膚表面に塗布するタイプの麻酔です。施術の30分から1時間前に塗り、ラップで覆って浸透させます。
麻酔の効果は無痛とはいきませんが、痛みを2〜3割軽減することができます。
【②局所麻酔注射】
麻酔薬を直接脱毛部位に注射します。
効果は即座に現れ、大幅に痛みを軽減することができます。
しかしながら、注射で麻酔をしますので、注射自体の痛みは伴います。
いずれの麻酔も、一長一短ありますので、ご自分に適した方法を選択することが重要です。
できるだけリラックスする
先にも述べましたが、不安、恐怖心、不眠等、負のストレスが強くかかった状態の時、人は痛みの閾値の低下(神経が痛みに敏感になる)が起こり、痛みを強く感じるようになります。
逆にストレスが少なく、リラックスした精神状態のときは、痛みの閾値が上昇し、痛みを感じにくくなります。
ニードル脱毛を受ける前に、コンディションを整え、リラックスして施術を受けることは、痛みを軽減するためにとても大切です。