きずあと

瘢痕(瘢痕)修正とは

交通事故、やけど、手術の傷跡、けがなどによる時間が経っても目立つ傷跡を手術によって今より目立ちにくくする治療です。

治療法

瘢痕拘縮形成術

傷あとの状態により「単純に切除・縫合」「Z形成、W形成(傷をジグザグに縫う)」「植皮(皮膚の移植)」等を使い分けます。(保険診療)

手術の目安
  1. 例:約5cmの腹部手術痕の場合
  2. 手術時間:約45分
  3. 麻酔:局所麻酔
  4. シャワー:翌日から可

治療のメリット

  1. 傷跡が目立ちにくくなる
  2. ひきつれの改善

治療のデメリット・リスク

  1. 内出血
  2. 腫れ
  3. 手術により一時的に傷跡が目立つようになる

治療費

瘢痕拘縮形成術約30,000円 (保険適応 3割負担の場合)

医師の本音

傷あとを無くす治療はいまだに存在しません。それどころか10年以上前から治療法に大きな進歩がないことも現実です。良い治療結果を得るためには手術において形成外科医の腕の見せ所であり、丁寧な切開・止血・縫合の他、シワの方向、関節の動き、皮膚の余り具合など様々な要因を考えながら治療にあたることが大切です。しかしそれだけでは十分とは言えません。手術後の補助療法(内服薬など)も非常に大切です。更に(形成外科医としては悔しいのですが)傷がきれいに治りやすい部位、体質、年齢があることも事実です。